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サブリースに関するコラム


サブリースと一括借り上げ

サブリース会社の広告やホームページでよく見られる言葉に、「一括借り上げ」というものがあります。そのためか、「サブリース」=「一括借り上げ」と認識している人も少なくないようで、事実サブリースについて解説したサイトなどでも、この両者を同じものとして説明していることがよくあります。

実は、サブリースと一括借り上げとは、正確には別のものです。この違いを知るには、サブリース契約とはどのようなものか、知る必要があります。
サブリース契約とは、土地運用のための契約形式の一つで、
「(1)オーナーが、保有しているマンションなどの物件の全体を、管理会社が一括して賃借する」
「(2)管理会社が、賃借しているマンション物件を、入居者に賃貸する」
この2つの契約を合わせて行うものです。この時、(1)の契約を「一括借り上げ」もしくは「マスターリース」といい、(2)を「サブリース」といいます。要するに一括借り上げとは、「サブリースを前提に行う、マンション等の一括賃借契約」ということです。

このように、サブリースと一括借り上げとは、厳密には意味が異なりますが、両者ともサブリース契約のことを指しているのは確かです。また、「サブリース」よりも「一括借り上げ」のほうが、言葉の意味がストレートに伝わりやすいため、不動産会社などの広告宣伝では「○○年、一括借り上げ」のように、「一括借り上げ」のほうがよく使われているようです。
なお、誤解してはならないのは、サブリース契約においてオーナーは、必ずしも建物の全部を「一括」して契約するとは限らないことです。サブリース会社によっては、現状の管理運営体制を維持したまま、空室部分だけのサブリース契約を可能とするところもあります。
※当コラムはあくまで個人的な見解に基づくものであり、内容についてはご利用者様自身の責任においてご判断ください。